暮らしの中の美

どちらも頂きものなのですが
あまりにも美しい佇まい。。

頂いた後も、美しいフォルムに見とれています

花椿ビスケット白缶

花椿ビスケット白缶

調べてみたら、金色バージョンもあるんですね~
この白い容器の陰影とレリーフのある文様。うっとりするくらい美しいです。
中味のクッキーは、容器に見とれていたら皆に食べられてしまいました。
(確か容器と同じ形のクッキーが入っていました。)

黒松剣菱

黒松剣菱

「剣菱」というお酒は、学生時代、よく彫刻科の人が飲んでいた記憶くらいで、
日本酒飲む様になってからも甘口のお酒は興味がなかったのですが、
この「黒松剣菱」上質な旨いお酒でした。容器も美しい。

制作されたプロダクトデザイナーにブラボーの拍手です

鈴廣のかまぼこ板。この意匠は芹沢銈介作。
染裕、憧れの方(型)です。

書道/タイポグラフィー/文字。。
もう数年前から頭にある、モチーフにすべき課題。

このかまぼこ板の文字を眺めていると
氏からのメッセージが聞こえてくるようで、、

「あんたも、やってみたければ、マネからでもいいから、やってみんしゃい」って。

実は型で彫りたい文字も見つけてあって
近いうちに制作はじめるかもしれません
お楽しみに!です。

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小沢健二「ひふみよ」5/20神奈川県民ホールレポート

 約13年ぶりに開催された小沢健二のコンサートツアー
長い時間を過ごして当時を懐かしむ
ただのライブではなかった。。。。

 闇と光/ねじれた時間軸/存在していたかもしれない可能性
 多様な価値観(見方を変えれば違う世界~ニューヨークの金持ち/日本の安全ボケ)
 出会う事(感じたかった僕らを待つ)君と僕、土地/空気/文化/繋がり
 いろんな国で愛される大衆音楽/源にある人々の暮らし
 想像する事の無限の可能性(完璧な絵に似た)それが新しい世界をつくる
 人生は続いていく。僕らは行く。我ら時を行く。。。

そんなメッセージが散りばめられた濃密な時間で
全てが幻(?)でも目の前で演奏されている
過去/現在/もしかしたら存在する斜めの世界(ねじれた空間)
この現実を理解するのがやっとで、がっちり見て
大きな音を浴びてるのに手拍子も出来ない瞬間しばし。。(唖然)
だけど何百回も聴いた聞き覚えのある曲達。。。

ライブは真っ暗闇の中はじまりました。
座っていたの、ビックリサプライズの1F1列目!
ステージ真ん前なのに、何にも見えなかったから
演奏している人たちも大変だったと思う。

数曲の後、朗読みたいのがはじまるんだけど
(コンサート中、何度かこの朗読がいろんな意味を帯びて
演奏の案内ガイドみたいになっていく)

2003年にあったニューヨークでの大停電
その時にいつもの街が、いつもと違う街に。
闇の中で聞こえた音楽が心に響き
ホームレスや街の人々の暖かいネットワークが生まれ
日常に潜む闇から見えた、見えなかった現実

あたりまえに見えるこの世界は
ホントはあたりまえじゃなくて
この曲(ここではあえて曲に例え)
になる前はいろんな可能性があって、今もある、みたいな導きから、、、
「天使達のシーン」が演奏されました。

「天使達のシーン」
この曲は僕にとっても特別な思い入れがあって。。。
生演奏のステージを見れる事なんで考えられなかったので
イントロがはじまった瞬間に鳥肌
目の前の光景が信じられなかったけれど、
曲が進むにつれて、、またまた、信じられない感じが。。

何か違う。

はじめはちょっとした歌い方やアレンジの違いなのかな?(ジャズっぽいとか)
と思ったけど、コレ、きっとわざとやってる。
CDの「天使達のシーン」と、同じだけれど違う曲に。

アンコール1曲目の「いちょう並木のセレナーデ」
ステージ前のスピーカー横だったので
はじめはスピーカーの “ひずみ” かと思ったんです、
あれ、歌い出し音程ずれた とか 曲に乗ってない、みたいに
でも、これ、きっと、わざとやってる。
半音ズラシっていうのかな(?)

きっと、ベース音(ドラムやベース、あとギターの人も)はきっちり演奏
本人のギターと歌声は気付かれない様に、すこ~し音をずらしたりしてる。

少しずれると、ちょっと違和感があって(ザワザワする感じ)
不安定で気持ち悪くなるんだけど、気持ち悪すぎに行く前に
戻ってくる、みたいな。

ちょっとニュアンスを変えたり、音をずらしたり、、これは

◯この曲が完成する前はいろんな可能性があって、完成して、
 時を経た今も可能性がある、と

◯本人も話していたと思う「時間軸のズレ」
 の曲中での表現なのかな。

わかりやすかったのが、「東京恋愛専科~、、、」で演奏した、曲の切り替え。
すごいメッセージが込められているような演奏。。。
演奏の事は詳しくわからないけど、難しいんじゃないのかな?

「天気読み」と「カローラⅡに乗って」は
曲が終わるまで別の曲に変身してしまって
手拍子出来ず、立ち尽くしていました。

「シッショ節」に至っては、笑いもできず(笑)
ちょっと、わかんないよ。
先に行き過ぎなのか。。
過去に戻り過ぎなのか。。

ステージの表情がよ~く見えて。。
あんなに白くて細い腕でよくギターかき鳴らすな~とか
スカパラホーンズの御三方は余裕たっぷりの演奏だ~なんて観察しつつ、
後ろをチラチラ振り返り、ステージからも見えてるだろう風景を眺めて
うっとりしていました。「今夜はブギー・バック」の時のミラーボールと回転する光
3階席の踊る人たち、ステージからはこんな風にみえるんだ~

途中で練習時間まであって、
「ラブリー」の一部分の歌詞を変更して皆で歌ったんだけどそれが
『感じたかった僕らを待つ』 ~元は LIFE IS COMIN’ BACK 僕らを待つ
『完璧な絵に似た~』~元は CAN’T YOU SEE THE WAY? IT’S A
の部分。

コレって「音楽/歌の歌詞」より「文学」に近い感じがあって
何だろう。。この13年間、児童文学みたいな活動をされて
その影響なのかな。。歌いにくいもん。絶対。
今回のツアーグッズで文集セットも販売していて、あまりにも並んでいたので
買わなかったんだけど、いつか読んでみたいなあ。

何だか、このコンサートとの事を書いたら、
とりとめもなくダラダラといつまでも続きそうで
他の事が出来ないので。。
また、思いついたら投稿しますが、急いでまとめます(笑)

13年間のブランクと、その間の出来事を緻密な演出と
複雑に繋がったり離れたりの演奏でステージから放ったメッセージ!
たくさんの人々がいろんな感じ方をしたんだろうな。。
(なんとなく、当時読んだ 村上龍の「五分後の世界」を思い出しました)

僕にとっては全てがストライクでもなくて、、
特に日本の自転車の例えは、何か違和感有りだったし
「シッショ節」みたいな楽曲より、「浜辺の歌」みたいな童謡を
独自にアレンジして歌ってほしいなぁ。とも思ったのですが、、、
今日のライブは見た事もない変化球や豪速球が飛んで来て、見逃し三振(笑)です。
しっかり見て聴いてきたけど、まだよくわからない事が多い。
だけど、確実にこの先数十年を生きる「希望」になった事は間違いないです

めちゃくちゃな例えですが、現代の遣唐使/遣隋使みたいな。。。
染めの歴史にも重ねちゃうけど
命がけで海外の文化を日本に持ち帰った人々がいたんですよね、
それが日本に根付いて、新しいものが生まれて行く。

そして、ちょっとズレてると思います。いろんな事が
でも、このズレこそが新しい可能性の源!
他にこんな事してる人は、あまり見当たらなくて、、、
自分が知らないだけで、いろんなジャンルでいるのかもしれないけど
イメージ近いのはサッカー選手だった中田ヒデさん
お二方ともメディアを通してしか知らないけれど
既存のメディアを通さない活動をされて
僕らの世代の先導者になるのは間違いないんじゃないかな。

しかし、小沢健二13年ぶりのコンサートツアー!
あまりメディアに流れないけど、
これってすごいニュースです。と思います。
(書き連ねた事は個人的解釈なのであしからず)

おまけ

ライブ後も楽しい時間を過ごせたよ~
photo by マイタケ ありがとう

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染裕備忘録-20100517

 もう2ヶ月くらい前だと思うけれど
ラジオから流れて来た懐かしい曲。

もう一度聴きたくて、この映像を見つけてから、
ほぼ毎日見に行って最近のテーマ曲みたいになってしまいました。

はじめは「やっぱりかっこいいな~」だったのが
この歌詞は、フムフム、、と一語一句を聴き読み
この映像は一発取りのすごいライブなのかな?(だったらスゴイ)
撮影したカメラは何台なの?編集した人の、このシーンからの切り返し!
ああ。。エンディングはこの曲が流れるんだ。。
もう一本の映画を見ている様

この映像の音楽の様な
染めをしてみたい。。。




古い日本映画は何か新しい。

評価:
織田作之助,八住利雄
東宝ビデオ

¥ 3,400

(2005-02-25)
コメント:淡島千景さんの美しい立ち振る舞い。要所にちりばめられた人物アップの画面、照明ワザなのか、光と影が生み出す表情のシルエットが印象強く残った。ああ~こんな日本映画/昭和の日本もあったんだなぁ。

評価:

松竹ホームビデオ



(2008-06-27)
コメント:小津監督のサイレント映画(全くの無音映画)。無音にちょっと抵抗あったけど、画像だけでこんなにも深く伝わるなんて新鮮な驚きで何か新しい表現にも感じました。子供達の演技が「お早う」にも通じる様でいとおしい。

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染裕備忘録-20100420 ガス・ヴァン・サント監督作品

評価:

エイベックス・マーケティング

¥ 2,270

(2006-09-20)
コメント:見る人にとっては、退屈な映画。見る人にとっては、染み込んでくる様な映画。

評価:
マット・デイモン,ベン・アフレック
松竹ホームビデオ
(2005-04-28)
コメント:ああ、いい映画をみたなぁ。。ガス・ヴァン・サント監督。この人の作品を続けて何作か見ていて、固まってしまう事があるけど(善くも悪くも)この作品は難しい事抜きに、週末に見るおすすめの作品。

評価:
ガス・ヴァン・サント,ガス・ヴァン・サント
ジェネオン エンタテインメント
(2004-12-03)
コメント:エンディングに映し出された空の色がまぶしかった。。しばし呆然。。。 制作過程を知って、唖然。。。 何か、とても新鮮な驚き(?)が、見終わってから続いています。

最近は黒澤作品、小津作品ばかりを
見続けていたのですがガス・ヴァン・サント監督
どうしても、気になって気になって
立て続けに何作か追っかけてみました。
きっかけは映画「ミルク」と「KJのコメント」

映画「ミルク」はショーン・ペン、この人目的で見たら
監督がガス・ヴァン・サントで気になっていた。。

「KJのコメント」とは、佐野元春のザ・ソングライターズ
にゲスト出演していたKJが好きな映画監督として話していて。

どちらも、もっと詳しく紹介したいけど
ちょっと気になる~ぞ!が続いたのでこれは見なきゃでしょ!

今の感想。。。。ガス・ヴァン・サント監督
この人の映画について何とコメントするかで
見えてくるんだろうなぁ。その人が

めちゃくちゃな例えです

「映画」 テレビで放送する何とかロードショー
「ムービー」 映画館で見る作品
「シネマ」 何か作品的なもの

と、例えるならばガス・ヴァン・サント監督はみな
「シネマ」に分類でその中でもちょっと異質。

自身ゲイである事を公表して映画内にも
ちょっと直視しにくいシーン(暴力シーンなんかも)が
あるんだけど圧倒的なマイノリティーな、虐げられている者や
日常に潜む「闇」をスクリーンに映し出して
あとは見るものにゆだねる。。。。

ちょっと抵抗ありすぎなんだけど
見てしまったら、残ってしまって
数日後に印象がひっくり返ってしまう
(苦痛だったものが、開放感に変わる、みたいな)
不思議な感想を持ちました。

ちょっと特殊な作品が多いので
「グッド・ウィル・ハンティング」以外はおすすめしません

この人の作品、全部コメントしようと思ってたんですが、、
レビューは3件しか残せないのと、「カウガール・ブルース」を見たら
もう、ちょっと暫くはいいや~。。。


レビューに出ない他作品の感想です。

「マラノーチェ」
ティーンエイジャーの頃に見たら、違った感想を持てたかな。。

「ミルク」
主演がショーン・ペン、実話のストーリ。それだけでオススメ。

「カウガール・ブルース」
ちょっとおちゃめ?この感じはもういいや。。。

『マイ・プライベート・アイダホ』は気になるな。。
『ドラックストア・カーボーイ』は見たのが随分昔で感想語る程憶えてないや。。

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染裕備忘録-20100319

「吉田喜重が語る小津安二郎の映画世界」を見て

小津映画に夢中になり、ほとんど見尽くしてしまったのかなぁ
と思っていたら見つけたこの作品。

やっぱり、見たくなってしまいますね
こういったタイトルの映画は。

見終わっての感想。
◯小津映画を語る事がどれだけ難しいか
◯映画の部分を切り取りコメントを付けるのはちょっと、、
◯吉田喜重という人の解釈で、これ小津安二郎がみたら
 「語るな』と一喝するんじゃないかな。

「吉田喜重」という人が
少し気になって調べてみたら
岡田茉莉子さんの旦那さんなんですね~

いやいや、
岡田茉莉子さん、有馬稲子さん
お美しいな~
小津映画に出演される女優さんは
特に美しく見えるんだけど、
このお二方は松竹の二枚看板として
大活躍されていたんですね
いやいや、そうだと思います。

司葉子さんや、若尾文子さん、岩下志麻さん、
小津作品ではないけど
「宮本武蔵」の八千草薫さん
あ~、ため息が出る程お美しいです。

あれ、いつの間にか女優さんの事ばっかり書いてるけど
「美しい女優さんのお話」で
お後がよろしいようで。

評価:
吉田喜重,中村影良,丸山健一,前島一男,黒川慶二郎,秦暢弘
ジェネオン エンタテインメント

¥ 4,935

(2005-12-22)
コメント:もし、まだ見ていない小津映画があるのなら、それを見た方がいいと思います。知り得なかったサイレント時代の映像と小津安二郎の生い立ちが知れたのと、小津映画を語る事がいかに困難かを再認識しました。「ひとつの解釈」だと思います。

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