先週末、16日(日)で終了した多摩美術大学校友会神奈川支部展2016
「BIRTHPLACE ART 2016 -Tama Art University in Kanagawa-」
FEI ART MUSEUM YOKOHAMA
撮影した写真と会場の様子をいくつかご紹介します。
いつもお世話になっています、事務局の宇野さんの彫刻
右側の油絵 深作秀春さん作「夢判断、無意識下のエゴとアニマ」
と会場の中央で呼応しているかの様。
会場入り口、國島展夫さん作「白い街Ⅰ」
写真では伝わりにくいのですが、、
ヨーロッパの街並みでしょうか、乾いた空気を思わせるタッチが潔く心地よい画面
加藤和長さんの「小さな旅人inベニス」
まるで映画の一場面の様なセピア調の写真。
最近はデジカメが主流ですが
ゼラチン・シルバープリント 独特の温かみがあります。
飯田千晶さん作 「the surface of the ground」
当番一緒だったのででいろいろお話伺いました。アクリル絵具の作品だそうです。
「夏の記憶」 高柳真美子さん作
サイケデリックな色彩。じっくり見ると何か隠されたフォルムが見えてきそう
青戸英子さん作 渓流(GREEK)
凹凸のあるテクスチャーが魅力的なタペストリーです
古市正彦さん作 「収穫祭」
物語の中の一場面のような世界観で、静かな独特の世界、見入ってしまいました。
思考の響き・「点」 延岡穀一さん作
写真だけでは伝わりにくいですが、昨年の作品との繋がりや
「トルナボス」というクラシックギターの音量をアップするパーツが付いた
延岡さんが奏でるギターの音色を会場で聴くと、まったく違う見え方になります。
「添う花」 清見佳奈子さん作
繊細で美しい筆遣い。揺れる水面もとらえています
キリトリ線 -縫い目を越えるチケット 道源綾香さん作
細かいタッチで繊細な世界観。空の色が印象的。
井上洋介さんの作品、写真では分かりにくいですが実物は
凹凸があり、ツヤ感があり、透明感のある色彩は不思議な輝きを放っています。
カシュー塗料を独自の技法で表現された作品です。
米国での展示で何か“爪痕”残してきたった、とか、お遍路でのスケッチブック、
技法の事などなど、たくさんのお話から大変刺激を受けました。
同じ会場当番でご一緒だったメンバー
左から、道源さん、井上さん、染裕(杉戸)、松村さん
振り返ってみると、写真では空気感が全く伝わらないですね、きっと。
やっぱり作品って実物との空間や、直接五感プラス直感で感じるものだから
このブログはアーカイブ的な記録の意味合いで残しておきますが、
機会があれば是非、次回は会場へお越しください。
他の皆さん、ご紹介できずにすみません
作品やお話からすごい刺激受けて、展示終えてちょっとフラついてます。
ありがとうございました。
PS.期間中はちょうど野球のクライマックス中、
会場でも試合結果が気になってしまいました。