新築祝としてお届けする事になった
藍染のれん「太陽のブルー」
発送前にアク抜きをして、天気がよかったので裏山の桜の木につるし、
春の光と風を浴びせ撮影してみました。
ちょうど桜が咲き始めました。発送が桜の季節でよかった。
春の光と風に揺れるのれんを眺めていたら
制作時のいろいろを思い出しました。
実は「月のブルー」というのれんがあって、その続編みたいなイメージで
染めたのが、この「太陽のブルー」。
部屋や空間の仕切りとして使われる時
例えるなら、電源もフィルター交換もいらずに存在する事で
「空気清浄機」みたいに、静かにその場を浄化し続けてほしい、
そんな願いを込めて染めました。
展示会場でこれを見たお客さんから、
“ある種”の患者さんの部屋にあれば病気が治りそうなパワーがありますね
ってコメント頂いたことがあって、ああ、なるほど、と。
ただ、少しインパクト強いので、場所が選ばれ
使いにくいかなぁ、とも思っていたのですが、
新築の御宅で使っていただく事になり、本日発送となりました。
写真撮影しながら、制作時の事やお客さんとの会話を思い出しました。
風に揺れている一瞬、ハートマークじゃん。
これから、その御宅の空間に溶け込み
5年、10年後はどんな風合いになるんだろう。
藍で染まった手織りの生地、とても魅力的ですよ。
ご利用いただくご家族のご健康とご多幸をお祈りして
この「太陽のブルー」のれんをお届けいたします。