港ヨコハマ夏の市 2021開催中

港 ヨコハマ 夏の市 2021開催しました!
染裕も参加しています。

夏の市場( マルシェ)のように賑わう展覧会をイメージ、
夏の光にきらめくガラス・陶、風に揺れるタペストリー・暖簾・ストールなどを中心とした作品を集めた
グループ展です。「夏の美しさ」をご高覧ください。

会  期:2021年6月24日(木)~7月9日(金) ※月曜休廊
開廊時間:10:00~19:00 ※最終日は17:00まで

〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町3-33-2 横浜鶴屋町ビル1F
tel. 045-411-5031   fax. 045-411-5032
時間    :10:00 – 19:00
休日    :月曜日


いつもお世話になっている、横浜西口のFEI MUSEUM YOKOHAMAにて開催!

先週搬入してきました。今回の展示では広い壁面を使わせていただきました。
今の染裕がガツンと凝縮された展示になっています。

今回の展示テーマにあわせて、夏の光に映える作品をピックアップしてみました。

パッと見た感じはとても爽やかな、
これからの季節にぴったりな藍がキレイに染まった涼しげな展示を心がけてみましたが、
実は制作側の「裏テーマ」があります。

今のこのタイミング。2021年6月。

未だコロナ禍は収まらず、五輪開催を目前にしながら、何か地に足つかずにザワザワした空気。
空梅雨ながらジメジメした空気の中に、また暑い夏が来るんだな。今年も。
そんな「今」の空気感を思いっきり、濃密に意識しながらも一見しただけではその毒々しさが感じないくらい、
爽やかな藍で隠し尽くしてしまえ。

裏テーマ「毒さえも」

このワンピース。
シンプルな絞りと濃紺の藍で表現。今までも同じ様な柄を制作していましたが、
絞り文様は「コロナウィルス」のカタチをイメージしました。

もう、
「毒さえも取り込め」「自分の中に毒を持て」
「死ななければきっと毒は薬になる」「毒が新しい世界に連れていくパスポートになる」
そう、毒は拒絶するのではなく、避けながらも受け入れるのか。
(ワクチンを打つ、みたいなイメージで)

意識の中ではこの数ヶ月の様々な葛藤を制作のベースに
染め込んでみました。

「体は冷たく心臓は燃えている」みたいに
「アイスクリームの天ぷら」みたいに
めちゃくちゃ熱いのにすっごく冷たいんです。
わかりにくいたとえですが、
クールにみえても毒がある、そんなイメージコンセプトです。

そうやってこの絞りを見ると、体内に取り込まれてしまったウィルスみたいですが、
きっとこの毒々しさが何かを刻み込んでいくんだと思うんです。

初回展示品をレギュラーメンバーとして、
会期途中からサブメンバーと展示変更も予定しています。
前回の展示会でも大変好評だった「藍染マスク」!
新作を日曜日に持っていく予定です。

6/27日(日)の午後〜夕方にかけて会場にいますので、
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

LINEで送る
Pocket

おすすめ記事

このエラーメッセージは WordPress の管理者にだけ表示されます

エラー: フィードが見つかりません。

アカウントを接続するには、Instagram Feed の設定ページに移動してください。