ちょっとした偶然がきっかけで
来月から開催される「手ぬぐい展」に参加予定です。
せっかくなので、今迄に染めた手ぬぐいをブラッシュアップした
新作を染めてみました。
左から、クローバー(四葉探し)、コンペイトウ、ビー玉、キンギョ。
それぞれ藍の薄色と濃色を染めてみました。
前回よりもキレイに染上がりました。
筒描と型染(ステンシル)の応用染めです。
藍で染めるまえは、こんな感じで色づけしてました。
こうみると、、藍で染めない方が爽やかだったかなぁ。。
久しぶりに手ぬぐいを染めながら、いろいろと思う事有り。。
なんとなく、予定通り染まったんですが、、
予定通りだとつまらなくて、、
ああだ、こうだ、、を考えながら。。
スケッチブックに描いていた女性のイラスト。
最近のいろいろを理想の女性に集約させて、
モディリアーニのタッチをイメージして描いては消し、描き足してを
数日繰り返していたのですが、
これ以上、手が動かなくなっていました。
そんな彼女を眺めていたら。。
僕の頭の中の
「岡本太郎的意識」や「モディリアーニ的意識」やこの女性
アドリアナというか、キキというか、ジャンヌというか、が
岡:「染裕さぁ、そんな予定調和ばかりで満足していいの?」
モ:「君の憧れはそんなんじゃないだろう??」
ア:「私を描きたいんならさ、描いては消してを繰り返してないでさぁ、
手ぬぐいに筒描で、下書き無しで挑んでよ。」
岡:「うまく描こうなんて考えるな、今をぶつけなきゃ」
そんな声が頭をグルグル駆け回ってしまい、わかったよ。
下書き無しで一発勝負しましょう!
その場の勢いで制作したのがこの3枚の彼女達です。
スケッチブックの彼女と、少しづつちがうのですが、
数ミリのラインの違いが全く別人に変わるんですね。
なんとも愛おしい手ぬぐいの彼女たち。
思いつきで額に入れてみました。
さてさて、この手ぬぐいの彼女たち、展示出来るのかわかりませんが
来月からの「手ぬぐい展」準備しています。
詳細決まりましたら、改めてお知らせ致します。