思い出のスケッチブック 幼少から美大浪人まで

今年を振り返るにはちょっと早いけど
いろいろと振り返る時間と心境の変化があり
描き溜めたスケッチブックとデッサン、着彩などなど
処分することにしました。

幼少から最近(5年前)のスケッチブック約40冊
ここまで溜まるとかなりの量になります。
処分するにも、紙と綴じている金属は分別必要らしく
懐かしい思い出なので最後に破り捨てながら、
これは、と思うページは思わず写真に残しました。

自分の思い出をブログにのこしております。
スケッチブック 幼少〜美大浪人まで

これ、幼稚園だなぁ
動物園に行った後に描いた「トラ」

小学2年生の頃、はじめて絵画教室にいった時の最初の絵です。
はじめて行く日、直前まで友達としていた“カエル釣り”が楽しくて
絵画教室に行きたくなかったんです。

眺めていたら、いろんな事を思い出しました。
絵画教室は小学校の先生からの推薦で
土曜日の午後、隣町まで自転車で行くことになって

遠い昔、絵画教室の画材の臭いや、
見慣れないイーゼルや石膏像並んでいたのを
一瞬にして思い出した。

友達の顔を描きあったスケッチ
先生からのアドバイスは
「じっくりと観察して描きましょう」「間違えても気にせずに」だったな。

油絵の具も使っていたんですね
我ながら、、なかなか良い色使いじゃん

紅葉した葉っぱをモチーフに

この時は、本物のカニを見ながら描いて磯の臭いが強烈だったのを覚えています。

絵画教室で描く絵は先生にほめて頂き
いろんなコンテストに応募、本当にたくさんの賞を頂いたのですが
(思えば、、僕の受賞運は小学生時代に使い果たしてしまったらしい。)
同時期にはじめたサッカーに夢中になり、小学4年生頃には辞めてしまいました。

ここらか少しブランクがあって、
次はサッカーを諦めて美術に興味を持ち始めた高校2年生頃

漱石先生。
なんとなく、将来は絵描きになりたいなぁ
と思い始めた高校生の頃

これ、映画「さびしんぼう」の舞台、尾道へ
確か高校2年の夏休み、18切符で旅して買ってきた、あのオルゴール。

パーツくるってるけど、思い入れたっぷりじゃん


当時撮影した写真もありました。
映画のエンディングと同じ景色だ。

大林宣彦監督の尾道三部作から
その後、小津安二郎、黒澤明、木下恵介と日本映画に夢中になった
きっかけの風景です。

はじめは尾道の映画ロケに行きたかった家出のような旅が、
美術館巡りになり、その後伝統工芸や博物館も訪ねるようになり、
その結果「絵描き」になりたいから「染め物」に憧れていく
今の自分のベースになっています。

「旅と美術館」という本を持って
いろんな美術館に行き当時感銘を受けたのが
小磯良平、モジリアーニ、岡本太郎
この御三方の絵画には、僕が憧れる“アートのエッセンス”が詰まっています。

午前中、特に開館直後の人がいない美術館が好きでした。

多分、高校2年生の美術大学を目指して予備校のアートスクールへ通いはじまた頃

なんだか、初々しいなぁ

そう、このガム好きだった。
ちょっと歯磨き粉みたいな味のスペアミントガム。

あっ、このチェリオもよく飲んだなぁ
高校時代、サッカー部の帰り道
「チェリオ」のメロンソーダと「うまい棒」がたまらない喜びだった。
こんないたずら書きがいろいろ。

蛸唐草の、父が使っていた焼酎を入れる容器
今でもあるのかな?

当時はビデオデッキの時代
ジェームズ・ディーンの出演映画もよく見たなぁ

浪人している頃かな

いろいろ思いをめぐらしていた当時の自画像。

当時のスケッチブックを処分するまえに眺めていたら
幼少期は別の自分だった頃を思い出すようで、
高校生の頃は懐かしすぎで、
浪人時代はちょっぴりザワザワしてる

たくさんあるので、次は美大から社会人編

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