最近の染め上がり

最近染め上がったシャツ。
いろんな生地をみてきたので、
だいたい白生地の風合いで染め上がりが想像できるんだけど、
今回染めた4着/2種類のシャツでは
良くも悪くも予想を裏切られてしまいました。

 

今まで染めた事があるような柄だけど、
熨斗目みたいな、この柄ははじめてかな。
強いインパクトだ。

このシャツは綿素材/メンズSサイズ。
特注希望の要望伺い、染めてみたんですが、
予想を裏切る綺麗な染まり具合、しかも濃く染まりました。

開襟タイプのシャツで、いい感じに染まりました。

そして、
白生地見た時に、これは間違いないと期待して染めた
綿麻のレディースXXLサイズのシャツ

染め上がったら、ちょっと残念な色合いに。
これはこれでいいのかな、夏場は涼しげな色合い。
予想では、がっつり藍が染み込むと思ったんですが。

不思議ですね。

化繊がミックスされてるのか?と思い
繊維を調べたのですが、そうではない様で、
麻繊維の問題みたいです。

仕立て上がりを染めると、
はじめての生地では、染まりがわからないですね。

こうやって、
生地を選んで、意匠を施し、染めて、洗って、色止めして、
タグつけて、アイロンかけて、写真撮って、ブログにアップして
こうして眺めていると、
ここ最近の僕の“思い”みたいのが染まり込んでいるんじゃん、この感じ。
さて、どんな方が着て、どんな風に見えるのかな、このシャツ。

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「JAPAN -indigo beautiful island-」染め上がる

ようやく染め上がりました。
Tシャツ、シャツ、ワンピースタイプの
「JAPAN -indigo beautiful island-」

フラッグシップの筒描を染めたのが、2016年の5月、
彫り途中で放置だった型紙を彫りあげたのが今年の1月、
糊置きして、彩色して、藍で染めて、、半年以上か。ようやく、完成です。

藍の色や型の図案などなど、ちょっと気になるとこもあるけど、
それらも味ってことで、これはこれで良しでしょ。と思ってます。
めちゃくちゃかっこいいじゃん(自己満足ですが。。)

これが生まれたきっかけは、もう何年前のことになるだろう、
アートスクール時代の友人ハッシーとハマスタでさんざん飲んで
レフトスタンドに吸い込まれるホームランを見たときに、
いろいろなシガラミが吹っ切れて、
ああ、今まで染めたことのない、アルファベットの文字が入る
新しい感覚を染めようって思ったのがキッカケ。

「スカジャン」っていろいろ説がありますが、染裕の理解だと
米軍の兵士が本国に帰る時、お土産として日本の国内風景等が刺繍され
横須賀のドブ板周辺で販売されたジャンパー。

日本人が着物から離れてしまった現在、
日本人のアイデンティティ要素が詰まっていると思うんです。
ただ、今のスカジャンって、ちょっとテイストが古めかしく「品がない感じ」の下品なヤンキーテイストになると、あぁこっちじゃないなぁ、と思ったり。

ハワイアンシャツと同じく、和柄との関連が深く、
これはモチーフとして取り上げたいと、スカジャンが生まれた背景をベースに
「藍色が美しい島国、日本」をテーマにシャツやワンピースに意匠をほどこしてみました。

型友禅の技法と筒描、絞りのミックスアレンジです。
今を生きる、ボニー&クラウドのハートを持った人に着て欲しい。

この数年、染めが出来ない日々が続いていましたが、
染めていない時も意識の中では染めをしていました。
この日々に読んだ本や音楽や、出会った人々。
多くのアドバイスを頂きありがとうございました。

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「手ぬぐい」の新作染まる

ちょっとした偶然がきっかけで
来月から開催される「手ぬぐい展」に参加予定です。
せっかくなので、今迄に染めた手ぬぐいをブラッシュアップした
新作を染めてみました。

somehiro-20160626-01
左から、クローバー(四葉探し)、コンペイトウ、ビー玉、キンギョ。
それぞれ藍の薄色と濃色を染めてみました。
前回よりもキレイに染上がりました。

筒描と型染(ステンシル)の応用染めです。
藍で染めるまえは、こんな感じで色づけしてました。
こうみると、、藍で染めない方が爽やかだったかなぁ。。
somehiro-20160626-05

久しぶりに手ぬぐいを染めながら、いろいろと思う事有り。。

なんとなく、予定通り染まったんですが、、
予定通りだとつまらなくて、、
ああだ、こうだ、、を考えながら。。

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スケッチブックに描いていた女性のイラスト。

最近のいろいろを理想の女性に集約させて、
モディリアーニのタッチをイメージして描いては消し、描き足してを
数日繰り返していたのですが、
これ以上、手が動かなくなっていました。
そんな彼女を眺めていたら。。

僕の頭の中の
「岡本太郎的意識」や「モディリアーニ的意識」やこの女性
アドリアナというか、キキというか、ジャンヌというか、が

岡:「染裕さぁ、そんな予定調和ばかりで満足していいの?」
モ:「君の憧れはそんなんじゃないだろう??」
ア:「私を描きたいんならさ、描いては消してを繰り返してないでさぁ、
手ぬぐいに筒描で、下書き無しで挑んでよ。」
岡:「うまく描こうなんて考えるな、今をぶつけなきゃ」

そんな声が頭をグルグル駆け回ってしまい、わかったよ。
下書き無しで一発勝負しましょう!

somehiro-20160626-02

その場の勢いで制作したのがこの3枚の彼女達です。
スケッチブックの彼女と、少しづつちがうのですが、
数ミリのラインの違いが全く別人に変わるんですね。

somehiro-20160626-06

なんとも愛おしい手ぬぐいの彼女たち。

思いつきで額に入れてみました。
さてさて、この手ぬぐいの彼女たち、展示出来るのかわかりませんが
来月からの「手ぬぐい展」準備しています。

詳細決まりましたら、改めてお知らせ致します。

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