染まらぬ液で染めをする その2

前回からの続きです

「染まらぬ液」に還元剤を入れてから一晩程放置しました。
液面、変化なしで一度撹拌した直後の液です

元気がないみたいだけど、何となく青い色味が有り、で染めてみました

なんとなく藍の色味を感じられるものの、藍には染まっていません。。。

おかしいなぁ。。。
どういう事なんだろう。。

少し意地になって、溶解剤と還元剤を多量に入れてみました
目に見える変化が無く、少量を容器に移しどのくらい入れれば
液が染まるのか実験してみたんですね。

結果はいくら混ぜても変化なし。
おかしい。。。。
醗酵建てに失敗したとしても
化学建ては可能なハズ

この液は何で還元されない??
藍に染まらないんだろう。。。

ここから先は、もしかしたら?の仮定でしかありません

すくもを用い醗酵させた液は、おそらく長く使っても
半年もすると処分して次の仕込みを準備すると思います。

◯自分は約一年、染まらぬ液を撹拌してきました。
 もしかしたら、こんなに時間が経過すると
 インジカン/インジゴも他の物質に変化してしまったのかもしれません。
 (これを醗酵というのか、腐敗というのか何と言えばいいのかわかりませんが)

◯この液を「すくも」を原料に藍に染まらない液、とするならば
 この液こそが、本藍(すくも)成分のキモになる部分で
 <コレも他の物質に変化していなかったら、の話しですが>
 この液で下染めして、インジゴピュアで染めれば、天然藍(すくも)と
 同じ様な色に染まるのか?

◯めちゃくちゃな発想ですが
 「すくも」を使った草木染めは可能か?
  媒染剤で現状の茶褐色に染まるのか

こんな事をした藍染屋が今迄存在するのかわかりませんが
この液で染色を試みたり、臭いをかいだり、なめたり、
全身全霊で感じ取って、こんな事を考えてしまいました。

この続きは、試してみたらまた
ブログで紹介します

LINEで送る
Pocket

おすすめ記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

このエラーメッセージは WordPress の管理者にだけ表示されます

エラー: フィードが見つかりません。

アカウントを接続するには、Instagram Feed の設定ページに移動してください。