前回からの続きです
「染まらぬ液」に還元剤を入れてから一晩程放置しました。
液面、変化なしで一度撹拌した直後の液です
元気がないみたいだけど、何となく青い色味が有り、で染めてみました
なんとなく藍の色味を感じられるものの、藍には染まっていません。。。
おかしいなぁ。。。
どういう事なんだろう。。
少し意地になって、溶解剤と還元剤を多量に入れてみました
目に見える変化が無く、少量を容器に移しどのくらい入れれば
液が染まるのか実験してみたんですね。
結果はいくら混ぜても変化なし。
おかしい。。。。
醗酵建てに失敗したとしても
化学建ては可能なハズ
この液は何で還元されない??
藍に染まらないんだろう。。。
☆
ここから先は、もしかしたら?の仮定でしかありません
すくもを用い醗酵させた液は、おそらく長く使っても
半年もすると処分して次の仕込みを準備すると思います。
◯自分は約一年、染まらぬ液を撹拌してきました。
もしかしたら、こんなに時間が経過すると
インジカン/インジゴも他の物質に変化してしまったのかもしれません。
(これを醗酵というのか、腐敗というのか何と言えばいいのかわかりませんが)
◯この液を「すくも」を原料に藍に染まらない液、とするならば
この液こそが、本藍(すくも)成分のキモになる部分で
<コレも他の物質に変化していなかったら、の話しですが>
この液で下染めして、インジゴピュアで染めれば、天然藍(すくも)と
同じ様な色に染まるのか?
◯めちゃくちゃな発想ですが
「すくも」を使った草木染めは可能か?
媒染剤で現状の茶褐色に染まるのか
こんな事をした藍染屋が今迄存在するのかわかりませんが
この液で染色を試みたり、臭いをかいだり、なめたり、
全身全霊で感じ取って、こんな事を考えてしまいました。
この続きは、試してみたらまた
ブログで紹介します