あっという間に一週間経って、白浜海洋美術館での藍染展示会がスタートしたら
夏のはじまりなのに、もう夏が終わってしまったような、“夏のぬけがら”気分。
忘れちゃう前に、いろいろを書き留めておきます。
確か18年前も、フェリーに乗って白浜を目指しました。フェリーに乗ると旅してるな〜ってテンション盛り上がります。搬入一式車に詰め込み一人旅。
カモメを眺めていたら、飛びながら頭も掻けるんですね。
なんて自由なんだ。美しいフォルムだなぁ。
ちょっと順番が逆になりますが、白浜海洋美術館と万祝については別でまとめるとして、搬入後の夜と翌日の事。
今回は白浜で一泊したのですが目の前が海。
真夜中に目が覚めてしまい、
“地上の夜 この星の現在地” オザケンのフレーズを口ずさみながら
こんな真夜中に動く光。
ぼけーっと灯台と海上の漁船を眺めていました。
空が明るくなって来たら白い灯台が。
「喜びも悲しみも幾年月」昔見た木下惠介の映画を思い出しました。
ツバメ達が飛ぶ中、早朝のお散歩へ。
灯台資料館もあったんだ、今知りました。今度行ってみたいな。
潮風を浴びながら、灯台の周りを歩いて思った事。
たぶん18年前、灯台と厳島神社は訪ねなかったのですが
白浜海洋美術館や万祝も、この地域性と根深く関係している
この土地が持っている、土着的なエネルギーを強烈に感じました。
バイクでツーリングして何度も訪れた、
徳島/藍染、和歌山の白浜/南方熊楠記念館と
千葉の白浜/白浜海洋美術館のこの土地は
間違いなく僕にとってパワースポットです。
この日はお祭りがあるらしく、映画のセットのような会場。
祭りの朝の静かすぎる瞬間。
南房総白浜 海女まつり。とてもにぎやかでした。
階段を上って厳島神社へ。早朝の神社は清々しい気に満ちあふれています。
この奥を降りて行くと白浜海洋美術館があります。
もし時間があったら、灯台とこの厳島神社を散策してからの
コースがおすすめです。
日本各地を廻っていると何度か見かけましたがこちらにも。
ちょっとビックリでしたが、縁結びと子宝
この写真見てるだけでもご利益ありそうですよ
実は、、、今回の展示で筒描を吊るす竹が短く
目の神様のお近くの竹を一本許可頂き、展示に使わせて頂きました。
こちらに祀られていたのですね。
白浜海洋美術館のある、この周辺は独特な空気があります。
悪く言えば、南房総の漁村のローカル感、
良く言えば常に潮風を浴びて清められている様な
あるべくして鎮座しているような、
この土地を訪ねないと感じられない不思議な雰囲気です。
万祝と白浜海洋美術館の事は
次にまとめます。