「夜と霧」 Nuit et brouillard
(1995年 フランス作品)
監督:アラン・レネ
ず~っと前に見たくて、
予約していたDVDがやっと手元に届いて今日拝見しました。
「夜と霧」はヴィクトール・E・フランクル著の
原作もあって、こちらは数年前に読む事が出来ました。
ず~と、この作品の事がひっかかってて、、
何で「カティンの森」とか「夜と霧」が
こんなに気になるのか、わからないけど。。。
確か、初めて「夜と霧」の名前を聞いたのは
村上龍の小説の中(たぶんメランコリアかエクスタシーかタナトスのどれか)
それから、何人かの書評で「夜と霧」の紹介を見つけて、気になって気になって。
本を読んだら、、ちょっと衝撃で。。
DVDも、直視できるか不安だったけど
最初は字幕なしで。2回目は日本語字幕入りで見入ってしまいました。
冷たい水が虚構の溝を満たす
悪夢のように濁って
戦争は終わっていない
今、点呼場に集まるのは雑草だけ
見捨てられた町
火葬場は虚構にナチは過去になる
だか900万の霊がさまよう
我々の中の誰が戦争を警戒し知らせるのか
次の戦争を防げるのか
今もカポが将校が密告者が
隣にいる
信じる人信じない人
廃墟の下に死んだ怪物を見つめる我々は
遠ざかる映像の前で
希望が回復したふりをする
ある国のある時期の話しと
言い聞かせ
絶え間ない悲鳴に
耳を貸さぬ我々がいる
映画『夜と霧』より
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
タイトルの
~クリスマスの4日位まえ~
って、今頃のことだけど
ブランキージェットシティーの「ライラック」って曲の中に
そんな歌詞があって、この季節になると
ブランキージェットシティーが
無性に聞きたくなる。。。。
同じブランキーの曲