昨日、趣味の手作りフェア/展示即売会(第46回サンタモニカ)
無事終了しました。期間中、ご来場いただいた皆様
ありがとうございました。
毎回、この会場ではお客様や同じ出展者の方々から、
叱咤激励をたくさん頂くのですが、
今回も今まで以上のものを持ち帰って来ました。
ぼやけていたものが、はっきりとしてきました。
染裕、今年の出展は終了しましたが、
来年はもっと意欲的に創作活動に励みたいと思います。
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それでは、同じ出展者の皆さんの作品をいくつかご紹介しながら
感じた事を。たぶん、まとめるとこんな事です。
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1.見方を変えれば/見る人が見れば
2.目指すのは、グローバルスタンダード
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古布の家紋を丁寧にファスナーでつないだ小物入れです
とても丁寧な仕事です。
こちらは畳のフチで出来ています。
う~。イカしてる。買おうとしたら
「あんたには売らないわよ~、自分でつくりなさい」
と出展者のおばさまから、辛口アドバイス
そうなんですよね、、いや、わかります。
制作する者って、そうじゃなきゃいけないんですよね。
裂織のベスト
すごい仕事だ。写真伝わらないかもしれないけど、、、
これって、ちょっとビックリしました。
え~っと、、他の商品にも言えるのですが
見る人が見ればスゴい商品がたくさんあります。
ポイントは、見る人がみれば、という事。
それがとってもロープライスで販売している。
今回の販売会は、業者とか問屋を通していない製造者達の直接販売なので、
とてもお求めやすい価格がついています。
TとかSみたいな百貨店で販売すると丁寧な接客をしてくれる販売のプロが
とても気持ちよい接客で、きれいなディスプレイに美しく飾られ
上品な紙袋に梱包してくれるんだけど、かなりの割合を手数料として引かれるので、
同じモノでも1.5倍~商品によっては、数倍の値段になります。
今回出展している方々の商品もこの場でなければ
違う値札で販売されています。
そんな従来の販売形態から逃れたくて自分たちで販売すると、
なかなか見る人に見つけてもらえず
悔しい思いも味わったりするんだけど。
こちらは大島の紬を服にアレンジしています。
細々としたところに、制作者の思いがつまっている。
こちらは、展示会場には飾られませんでしたが
特注品の手編みのジャケットです。
コレ、もうビックリで、、、この素材感!
ワールドクラスだと思います
このシリーズは、海外に暮らす人から
糸だけ渡され、今回も一緒に出品された
可児さんという88歳の方がつくられています。
もう、編むのが大変で二度と作りたくない、
とおしゃっていますが、すごい存在感です。
色合いが美しい。
こちらは、写真では魅力が全く写りませんでしたが
実物は銀ラメで輝いています。
ご本人は、細部のつくり込みが甘くて
とおっしゃっていますが、コレ
何処にもっていっても勝負出来ると思います。
すばらしい手仕事。ワールドクラスだと思う。
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1.見方を変えれば/見る人が見れば
2.目指すのは、グローバルスタンダード
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ちょっと、まとまり切れないのですが、、、
この「サンタモニカ」趣味の手作り展示販売は
88歳のおばあさんから(この方今回、手編みに靴下を数百足出品)
障害を持った人々の制作品など、地元で暮らす手仕事で創作する人々の
ネットワークを活かした発表の場です。
毎回、展示会場の手配などなどで主催者はたいへんな思いをしていますが
見る人がみれば、たいへんな作品を制作している人々です。
(なかなか、人に伝わらないのがザンネンなのですが)
そしてそして、、
この先目指すのは、国内だけでなく世界!
グローバルスタンダードですね。
世界の常識は日本の非常識(逆もまた然り)ですが
そっち目指さないと面白くないんですね。
ちょっとした事の差が
もうとんでもない、大きな差になっていく世界。
その積み重ねを、どんだけ積んでいけるか。
染裕も、もっと上の世界目指していきます!