前前回からの続きで その3です。
1.藍染筒描「鯉の滝昇り」の制作秘話
2.2005年 第3回染工房裕 横浜赤レンガ倉庫展示会
3.2009年 堀内さん横浜マイスターに選定!
4.美とんさくらい岡村店で染裕展示
——————————————————————————–
3.2009年 堀内さん横浜マイスターに選定!
——————————————————————————–
赤レンガ倉庫での展示会後、堀内さんのお店にお届けに伺いました。
「美とんさくらい」さん、地元ではちょっとした有名店でした。
お届け時は交通の便が良いからと「上大岡店」に訪問
店内は様々な著名人、特にボクシング選手のサインでいっぱいです。
堀内さんもかつては世界チャンプを目指したボクサーで
上大岡店の前料理長は世界チャンピオン星野さんが勤めていた事があるそうです。
納品時、せっかくだから君もサインを書いてほしいとお願いされ、
いやいや、それは出来ないですよ、とお断りすると
サイン書くまで帰さないよ。そうだ、壁に書いて!来店記念に!!
、、恥ずかしながら上大岡店の壁面には染工房裕時代のサインが残っています。
藍染筒描鯉の滝昇りはスペースの都合もあり
岡村店の座敷に額入りで飾って頂いています。
岡村は、あの「ゆず」の出身地でもあり
地元繫がりで応援もされているらしく
岡村店は全国から「ゆずっこ」さん達が集まるそうです。
また、堀内さんは一度揚げたとんかつを釜の中で焼き
余分な油を落としサクッとした食感とカロリーを抑えた
新しい調理法、「美とん釜」で特許を取得
やっぱり美味しいです、堀内さんのとんかつはひと味違います。
店内はヒマラヤの岩塩、焼酎「百年の孤独」、立派な机やインテリアなどなど
伺っていたら紹介しきれないくらい様々なこだわりの品が揃っています。
筒描を納品して4年後。
フリーのWeb制作の仕事をしながら
染裕でなんとか生計を立てれないか模索していた頃
横浜でマイスター制度がある事を知り、説明会に参加しました。
横浜市が優れた技能職者を「横浜マイスター」に選定、
その活動を通して後継者育成や技能職の振興を図ることを目的とされ、
将来の活動を期待し選定される事業です。
説明会に参加し条件を伺うと、染裕は経験が浅く選考外。
せっかく参加したのに、、がっくりしながらの帰り道、、あれこれ考え
堀内さんなら最適!なんじゃないかな?
もしかしたらご迷惑かな、とも思いつつ
赤レンガで堀内さんから伺った熱いコトバを思い出し
堀内さんを推薦しよう!必要な書類を準備頂き申込頂きました。
見事!平成21年度選定 第14期の横浜マイスターに
堀内さん選定されました。
やっぱり間違いなしですよ、堀内さんなら。
こちらの「横浜マイスター名鑑」ご覧下さい!