今日、やっとタイミングがあって
行ってきました、岩立フォークテキスタイルミュージアム!
こちら、昨年末に紹介された新聞の切り抜きで
コレ見てからず~と行きたかったんです!
いやいや、これは行かなきゃ、でしょ
自由ヶ丘駅から徒歩2分程
今回は第2回展で「刺繍」-接ぎ合わせから始ったテキスタイル-
が開催されていました。こじんまりとした展示スペースながら
展示内容は超充実!
インドや中東の民族衣装や「カンタ」「フルカリ」
自分はハズカしながら理解していませんでした。
婚礼の持参品として細かい刺繍が施されたり
無病息災や魔除け、などの祈りが込められた布地は
その表面の凹凸や表情を見ているだけで
気の遠くなる作業を想像できます。
染織の作業は、本当に根気と忍耐も必要とする工程が多いのです。
スタッフの方にご案内いただいたのですが、
「きっと制作した人たちは苦労よりも創作の楽しい気持ちが
強かったんじゃないかと思うんですよね~」
確かに、楽しみながらでないと
この柄と色と、全体の幸福な印象には
仕上がらない。。そんな思いもしました。
国も時代も超越した人間の生活の、大切な営みが蓄積されて、
日本の「湯あげ」「油箪」と同じ様な制作物が
海外でも丁寧な作業で作られていたんですね。。。
☆
布について、つくづく思うのですが
人間の記憶と祈りのデータが詰まったメモリーみたいで、
(それはコンピュータのメモリと同じみたいな、、)
かなりアナログな媒体だけれども
人間の五感にはとても訴えてくるパワーが強くて、
PCだとUSBでの接続みたいな感じだけど
展示されている布を見ていると視覚と感触/風合い(展示は触れませんが)、
匂いなんかですごい情報が脳内(体じゅうに)入ってくる様です。
☆
布好きの皆さんには是非おすすめの場所です!
自分もまた行こうと思います