映画『人間の條件』
1959~1961年に公開された全6部構成、9時間31分に及ぶ大作。
日本の戦争映画だったら、
この作品見ておかないと。。。
やっぱり時代を経ても日本語が通じるから
海外の映画よりも空気感が伝わってくる
第2部だったと思うけど、
「人間の隣には必ず人間がいるものだ」みたいなセリフを
捕虜と話すシーンがあって、その一場面が焼き付いて、
このテーマが『人間の條件』の芯になってるのかと思ってたら
ストーリは過酷な戦場へ。
予告編の言葉をかりるなら
~激流に翻弄される一片のの花びらにすぎないのか~。。。
主演「梶上等兵」を演じたの仲代達矢の「熱演」がすごい。
原作者/撮影/監督/俳優、携わった人々のすごい熱気が伝わって来る。
捕虜を監視する民間人、兵士として最前線での戦闘、
敗戦国の捕虜、脱獄。。。。
ここまできたら、何としても生き残ってほしかった。
個人的には2部までと以降で違う映画みたい。
6部後半の、最後のエンディングに向って行くストーリーは
違う物語であってほしかった。。。
原作はそうでも、、、。
今の自分とは違う意識(次元)でこの映画を見れたら
違う解釈もできるのかなぁ。ある時代の、ある人々の、物語と。